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2007年07月25日

菅生から新たなテーマを掲げて

いよいよS-GTも折り返し地点を迎えようとしています。セパンでは光貞選手の「次で3台まとめていくよー、セブンとハンコックとなんとかね~」と無線が入ってまもなく「んっ、!、なんか壊れた!!!」、
無念のエンジンブロー、黒澤選手もその無線に凍りつく,耐えに耐えた頑張りが水疱に帰した瞬間だ
った 。。。チームも全員沈黙・・・展開次第では十分に可能性有り、スタート直後は不利な局面が続くもスタートドライバーのクレバーな走りで何とかポジションを維持し続けた。毎戦救済によりストレートスピードが速くなるライバル達に比べ開幕当初から根拠がない+50のハンディを背負わされた110号車、ブレーキングと旋回スピード、そして立ち上がりで勝負するもののセパンの長いストレートではエンジンパワーに勝る国産チューニングエンジンには太刀打ちできない。ポルシェエンジンは言うなれば「吊るし」の市販エンジンだ、一方国産エンジンは小さなリストリクターで余すところなく、必要なときに必要なだけの性能を極限まで引き出すチューニングが施されている。中にはインジェクターを本来の目的とは異なる利用方法によりパワーアップを図っているエンジンもある、らしい。500クラスについては言わずもがな・・。
多くをこの場で語ることはできないものの、いずれにしても現在のS-GTが内包する問題は根深いものがある。インターナショナル化しても一切FIA-GTからの参戦、またはFIA-GT レギュレーションの車両が登場しないのが答えである。300クラスにおいても状況は深刻だ・・・
車種でいえばMR-S・セリカ・Z・インプレッサ・セブン・ビーマック・ポルシェGT3R・ボクスター・ムルシェラゴ・ガヤルド・紫電・GT40の各車が、ほぼオリジナルのシヤーシーとエクステリアを開発し、毎年2秒近くタイムを短縮している。乱暴に、分かりやすく言えばこれらの車両は一部を除いてGTカーの皮をかぶったCカーであり、世界最速シルエットGTなのだ。市販車ベースのLMGT-2、いささかインチキ臭いLMGT-1はヨーロッパ&USでのルマンシリーズを構成するレギュレーションであり、ある意味世界標準でもある。しかしながらその車種構成は限られており、開発にかかるコストもS-GTには及ばないであろう。
結論からいえば取り組み方の問題である。プロドライブやパノス、その他欧米の有力チームの在り方を見れば日本のS-GTの何が問題であるかは自明の理である。S-GTは異型の存在なのだ。
まぁここでいくら吠えてみても「嫌なら辞めていただいて結構ですよ」といわれるのが関の山、
但し一言だけ声を大にして言っておきたい、「来年の開幕戦は全車同じレベルのパフォーマンスでスタートしようぜ!!」ということ、ありえないけどね、一応お願いしておきます。そして文句言いながらも結局また来年参戦しているのでしょう・・・普通はね、それがレース好きの悲しい性、但し我々は違います、
S-GTは通過点であり、超えるべきものであると同時に生まれ育ったフィールド、菅生から新たなテーマを掲げてチャレンジします。名づけて、仮称、「チームアジア」べたべたですが、とりあえずこんな雰囲気でリスタートします! 必ず帰ってくる日のために、明日のためのその1(ちょっと古っー)

PS:今回はリヤフェンダーとヘッドライトがNEW!!