SGT Rd.05 RACE REPORT by 光貞秀俊選手

2007年7月27~29日 スポーツランドSUGO(宮城県)

スーパーGTもシーズン前半の区切りでもあるマレーシア戦が終わり、後半戦を占う菅生戦を迎えました。


チームは第3戦以降、新車を投入して以来トラブルで本来の力が発揮できず思うようなレースが出来ていなかったが、「今度こそ!」という意気込みでチームは一丸となりレースに挑む。
そしてその努力が形となり、フリー走行からマシンもドライバーも好調で確かな手応えを感じながらセットアップ作業を順調にこなし、ライバル達を迎え撃つべく公式予選に挑んだ。

予選・スーパーラップ進出

今回はフォーミュラニッポン時代からここ菅生を得意とする黒澤選手がアタッカーを担当、そして予選開始直後から持ち前のアグレッシブな走りでコーナーを果敢に攻め、スーパーラップセッションに進出し、さらにその後もプッシュし続け見事10位で公式予選を終了。

こうなると、チームの士気も一段と高まり、決勝は表彰台獲得へと全員の期待は高まっていった。


決勝スタート


そしていよいよ決勝、しかしスタート直前に雨が降りコースはウェットコンディションに。
そこで我々は賭けに出た。


多くのチームがレインタイヤを選択した中、我々はなんとスリックタイヤをチョイス。
一旦雨は降ったものの、マシンがスターティンググリッドについた頃にはもうその雨は止んでいたからだ。
ただし、確実に晴れたという状況でもなく今にも降り出しそうな重い雲が立ち込める状況だったのでスタッフ全員が期待と不安を抱く状況でもあった。
そして今回は光貞選手がスタートドライバーを担当、グリーンランプ点灯とともにレーススタート。


スタート直後、路面が少し乾き始め作戦が成功したかに見えた瞬間、また空から雨が・・・
狙いはハズレそこから我慢の走りが続き、レースに前半を消化する。


しかしレース中盤、路面はほぼドライになり、いよいよ光貞選手が満を持して追撃を開始、一旦は後方に沈んでいたボジションからジワジワと追い上げる。
当初の作戦ではレース周回数の半分くらいのタイミングでピットルーティーンの予定だったが、コンディションが予想とは違ったためレース中にチームは作戦を変更。
前半の光貞選手で出来るだけ周回数を引っ張り、後半黒澤選手の周回数を短くし少ないガソリンで車を軽くし後半に更にプッシュする作戦に切り替えたのだった。
さらに重ねて、コース上が濡れていた時間が長かった為、タイヤの磨耗も良くタイヤ無交換作戦も実施する。


そしてピットイン!狙った通り、給油時間とタイヤ交換の時間を大幅に短縮、敏速な作業で黒澤選手をトラックへと送り込んだ。
その後数周、黒澤選手は安定したペースでレースを進めていくが、予想外のアクシデントが発生。
コース上に落ちていた大きなタイヤカスを拾ってしまい、なんとそれがサスペンションに引っ掛かりまともに走行出来ない状況になってしまう。あわよくばというアクシデントだったがなんとか緊急ピットイン。


その後ポジションは後退してしまうが、無事チェッカーを受けゴール。
もう少しのところでという悔しい想いを胸に菅生をあとにしました。


リザルト

#110 黒澤 琢弥/光貞 秀俊 予選10位/決勝13位
#111 菊地  靖/Guts 城内 予選20位/決勝17位